バランスのとれた高気密・高断熱住宅は、「快適で、経済的で、耐久年数が長い」と、まさに健康的で理想の住まいといえます。そのメリット、デメリットをまとめてみると、次のようになります。まずメリットですが、湿度が適度に保たれるので、換気がよければ、健康的な環境が保たれます。冷暖房の経済効率もよく、換気の効率もよいので、省エネで、快適性と耐久性が同時に手にはいります。耐久性が増すので、資産価値が長持ちします。こうして、気密・断熱のバランスのよい家を造れば、極論すれば一〇〇〇年でも保つはずです。寒冷地では冬場に給水管の凍結防止のために、給水管を電気ヒーターで保温しますが、この電気代が月に二万円近くかかります。しかし、断熱した基礎の内部に給水管を立ち上げる高気密・高断熱住宅では、この電気代も不要です。また、高気密・高断熱住宅では、ダニやカビをアレルゲンとするアレルギー性疾患にかかりにくくなり、すき間がないことから花粉なども室内にはいりにくくなります。外のホコリがはいらないので、掃除も少なくてすむようになり、すき間から外の音が侵入しないので、静かな生活空間ができます。家の中の音も外に漏れなくなります。さらに、家の中にムダなスペースがなくなり、吹き抜けなどのプランニングの自由度も高くなります。そのほか、副次的な効果として、断熱性が高い構造から、浴室では湯が冷めにくくなります。
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